株式会社NTTドコモと株式会社みずほ銀行は、コネクテッド・オートローン(車載機器付きオートローン)の実証実験を、3月1日からインドネシアで開始した。同実験は、コネクテッドカー(通信機能を備え、インターネットへの常時通信が可能な車両)による新たな金融サービスの提供をめざし、車載機器を通じて得られる車両(行動)情報および金融機関の持つ金融情報の活用による与信業務の高度化を目的としている。
インドネシアでは今後、自動車購入希望者のあいだでオートローンサービスの需要が拡大するものと考えられる。一方、オートローンを提供する金融機関において、ローンの返済遅延や貸倒の低減、貸倒発生後の円滑な車両回収が課題となっている。
こうした中、実験では、エンジン遠隔起動制御および位置情報取得機能を有する車載機器を用いて、これらの課題解決に向けた効果を検証する。
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