スウェーデンの家具販売大手イケアはこのほど、新型コロナウイルスの流行拡大に伴う移動制限を受け、バンテン州タンゲランに設置した店舗の営業を一時停止すると明らかにした。
イケア・インドネシアの広報担当者は今回、地元政府の要請を受けて、タンゲランの店舗の営業を一時停止するに至ったと説明。さらに「イケアは政府の規制に従いながら、来場者と従業員の健康と安全を最優先する」と述べた。
イケア・インドネシアは地場小売大手ヒーロー・スーパーマーケット傘下で、これまでには同社の事業が生活に必要なものだととらえられていたため、営業を維持してきた。
しかし、先にアラムステラ店の駐車場が満員の様子がインターネットで拡散した。その後、アラムステラ店は営業を停止するに至った。今回、これに続き、タンゲラン店の営業停止を決めた形だ。