米ファーストフード店マクドナルドのインドネシア1号店が10日夜、閉店した。中央ジャカルタ区サリナ百貨店に1991年2月にオープンして以来、約30年の歴史に幕を閉じた。
マクドナルド店は2009年に一度撤退したが、2011年に再開した経緯がある。今回の閉店は、1966年に営業を開始したサリナ百貨店が、ビジネス戦略を変更し、改修工事が行われるためで他の店舗も閉店した。
エリック・トヒル国営企業相は、今年8月17日の第75回インドネシア独立記念日を目処に、サリナ百貨店の建物を中小零細企業の本拠地とする予定と発表した。
マクドナルドの閉店のニュースに対し、多くのネットユーザーが即座に反応し、「子どものころは、ハッピーミールのおまけが楽しみだった。大人になってからは会議で使っていた。
「思い出の場所がなくなるのは本当にさみしい」などと、閉店を惜しむ多くのコメントが寄せられた。