国営バンク・ラクヤット・インドネシア(BRI)と配車アプリのGojekはこのほど、新型コロナウイルスの流行により打撃を受けたドライバーや飲食店に対する低金利融資の提供で連携すると明らかにした。
この事業では、Gojekのドライバーは最大500万ルピア(約336米ドル)の融資を低金利で受けることができる。Gojekのパートナーとなっている飲食店については、最大2000万ルピアを低金利で借りることが可能だ。
BRIはまた、GoRideとGoCarのドライバーについては融資の返済を3カ月猶予するとしている。
BRIは12日付の声明で、「在宅勤務の拡大を受け、Gojekのパートナーの収入が打撃を受けていることを理解している。低金利融資がドライバーや小規模店舗の生計を支えることを期待している」と説明した。
他方、この低金利融資を受けるには、平均収入とGojekのパートナーとなった期間などについて要件を満たすことが条件となる。
インドネシア大学経済・ビジネススクールの調査では、Gojekのドライバーの平均月収は2018年時点で490万ルピアだった。