インドネシアの資源大手Medco Energi Internasionalの発電子会社Medco Power Indonesia (以下、メドコ・パワー)とNECは、設備の故障を予兆段階で検知するシステムの本格導入を前提とした実証を4月より開始する。
実証は、NECのAI技術群「NEC the WISE」の1つである「インバリアント分析技術」を用いて行う。この技術は、電力プラントの他、製造業や石油化学業など大規模・複雑なシステムに設置された多数のセンサーから大量の時系列データを収集・分析し、システムの稼働状況の見える化や予兆段階での異常を検知するもの。
今回の実証では、メドコ・パワーの中核となる発電所において設置されている数千のセンサーから、温度、振動、圧力、ガス流量、発電出力といった様々なデータを収集・分析し、設備の稼働状況の見える化や不具合の予兆検知が可能だという。
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