運輸省はこのほど、インドネシアのバティック航空に対し、同社のジャカルタ―デンパサール線の運航停止を命じた。新型コロナウイルスの感染防止に向け一定の距離をとることを盛り込んだ同省の規制をきちんと守らなかったため。
運輸省の規制では、新型コロナウイルスの感染防止策として搭乗できる乗客数を搭乗可能人数の50%までに抑えるよう規定している。これはボーイング737-900ER機では約90人までは搭乗できる。
しかし、バティック航空の5月15日のジャカルタ―デンパサール線には、エコノミークラスに100人、ビジネスクラスに6人の乗客が搭乗していた。これは規定を超えている。