インドネシアの航空大手ライオン航空グループはこのほど、すべての国内線の運航を27日から31日まで、停止すると発表した。政府が義務付けている搭乗に必要な書類をめぐり混乱が起きているためだという。
ライオン航空の広報担当者は「搭乗に必要な書類に関して知らなかったり、誤った情報を得ていたりしただけで、多くの旅行者が旅行を続けられない上、費用をすべて負担しなければならなくなる」と説明する。
同社は、運航停止となった便について、払い戻しないし予約変更を受け付ける見込みだ。
ライオン航空は10日に運航を再開。また政府の規定に沿い、搭乗に当たり複数の書類を提出することを義務付けるとしていた。
