近畿大学水産養殖種苗センターは、水産飼料や養殖魚の生産・販売をグローバルに展開するインドネシア企業PT SURI TANI PEMUKA(以下、STP)と4月12日に覚書(MOU)を締結した。
近畿大学は、資源枯渇が深刻なウナギについて種苗生産・養殖の研究を続けている。近年、ウナギの資源枯渇が深刻な問題となっている。2014年には、ニホンウナギが国際自然保護連合から絶滅危惧種に指定されており、完全養殖による量産化が待ち望まれている。
同センターは今後、STP社員の研修受け入れ、近畿大学水産研究所教員を派遣してのSTPウナギ養殖場での共同研究、インドネシアの農業・水産業大手「JAPFA」やSTPの水産研究所設立に向けて協力するなどの取り組みを行う予定。
コメントを残す