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KPK捜査官襲撃事件 検察の求刑懲役1年

北ジャカルタ地方裁判所で行われた裁判で11日、麻薬撲滅委員会(KPK)のノベル・バスウェダン捜査官を襲撃したとして、逮捕・起訴されたラーマット・カディール・マフレッテ被告とロニー・ブギス被告に対し、検察は懲役一年を求刑した。

その理由として、両容疑者は実際に襲撃する予定はなく、単に戒めのつもりだったとして、犯行の計画性が認められないためとしている。これに対しKPKは、「軽い求刑に驚きと落胆を隠せない。

裁判官には、犯罪の重みに準じた公正は審判を求める」と声明を出した。問題の事件は2017年4月11日、バイクに乗った男2人が突然、ノベル捜査官に硫酸とみられる化学薬品を顔面に浴びせて逃走したもので、ノベル捜査官は左目を失明した。

その後、元警察官の両容疑者が逮捕された。ノベル捜査官は、辣腕として知られており、当時政界関係者の汚職事件を追っていた。