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火事で自宅が全焼 10歳兄が赤ちゃんの弟を抱いて脱出

中部カリマンタン州東コタワリンギン県サンピットで18日午後12時ごろ、民家が全焼する火事があった。この民家には住民4人が住んでいたが、火事発生時、父親は仕事、母親は食料品の買い出しで不在だった。

家の中で留守番をしていた10歳の兄は、突然火が上がっていることに気づき、驚いていったんは逃げ出した。しかし、まだ赤ちゃんの弟を思い出して自宅へ戻り、赤ちゃんを抱きかかえて脱出したという。

その後も火は燃え続け、帰宅した母親は火事を知りパニックになったという。消防車2台が出動するも、道が狭く、消火活動が行えなかったが、近隣住民の協力もあり、ようやく鎮火した。火元は、民家の天井部分とみられているが、警察が詳しい火災の原因を調べている。