物流プラットフォームを運営する株式会社オープンロジは、JETRO支援のもとインドネシアで実施したEC事業者と物流事業者を結ぶ物流プラットフォーム実証実験の結果を5月15日発表した。
2018年4月16日から2019年3月29日までの約1年間、現地ECセラー約40店舗へのインタビュー調査、オープンロジのシステムを活用した物流実験(3ヵ所の現地倉庫と提携し約400件を出荷)などを行った。
その結果、配送方法はバイク便が中心であり、その品質は日本と比較して低い(到着日遅れ・梱包品質)。また、主要な配送会社が6〜7社と多い。また住所システムが複雑なため出荷手続きの負担が大きいなどの課題が見つかった。
さらに、在庫管理の意識が根付いておらず、EC事業者自身が在庫数を正確に把握せず欠品が多発。実際に現地サイトを利用した購入実験では17件中3件が注文後に欠品キャンセルされたとのこと。
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