インドネシア事業に関する無料相談はこちらから

インドネシアでIGP社と等速ジョイント事業の合弁契約

NTN株式会社は、アストラグループのPT. Inti Ganda Perdana(以下、IGP社)と合弁契約を締結し、カラワン地区(KIM工業団地)に等速ジョイントを製造する合弁会社を設立すると5月24日発表した。インドネシアの自動車市場で需要が拡大する前輪駆動車(FF車)に向けて、FF車に必要不可欠な等速ジョイントの供給を拡大することが目的。
インドネシアでは各種の環境規制等を背景に、自動車市場においては車軸懸架(リジッドアクスル)方式の後輪駆動車(FR車)から、前輪駆動車(FF車)への生産シフトが加速している。これに伴い、FF車に必要不可欠な駆動部品である等速ジョイントの需要も急拡大が見込まれる。
同社は今後、近く合弁契約に基づく新会社を設立し、2020年8月の量産開始を目指して工場の建設を進める。