インドネシア銀行は7月8日、インドネシアの小売売上高は5月に前年同月から20.6%減少したと明らかにした。これは2008年以来の落ち込みだという。
新型コロナウイルスの流行拡大とそれに伴う移動制限を受け、洋服や文化関係への支出が落ちたことが響いたという。
4月の小売売上高は前年同月から16.9%のマイナスとなった。5月はここからさらに減少幅が広がった格好だ。
一方、インドネシア銀行は「小売売上高は今後も前年から減少を続けるものの、6月には改善に向かうだろう」としている。同行は6月の小売売上高は前年同月から14.4%になると予想する。