関西電力株式会社は、インドネシアパワー社(以下、IP社)と共同出資して建設を進めてきたラジャマンダラ水力発電所が、5月12日に商業運転を開始し、5月23日に、その旨を記した運転許可証をインドネシア国有電力会社(以下、PLN社)より受領したことを明らかにした。
発電所は、ジャカルタの南東約100キロメートルのラジャマンダラ地点のチタルム川流域に位置しており、発電した電力を今後30年間、PLN社に売電する予定。
関西電力は、2007年9月にインドネシアのエネルギー鉱物資源省から、同プロジェクトの独占開発権を取得した後、2012年にはPLN社の100%子会社であるIP社と共同出資して、ラジャマンダラ・エレクトリックパワー社を設立。同社を通じて、2013年8月にPLN社と30年間の売電契約を締結した。
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