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バス乗客が運転手を襲い多重事故に 12人死亡

17日午前1時頃、西ジャワ州のチカンペック-パリマナン(通称チパリ)高速道路で1台の長距離バスに起因する多重事故が発生し、12人が死亡、11人が重傷、34人が軽傷を負った。
目撃者の話によると、バスの乗客の一人、ジャカルタで警備員の職に就くアンショル容疑者(29)が突然運転手に襲い掛かり、携帯電話を奪ったことでコントロールを失ったバスはチルボン方面の車線から反対車線(ジャカルタ方面)に突入してしまい、3台の乗用車及びトラックを巻き込む多重事故となった。容疑者は重傷を負い、運転手は死亡した。事故発生時、運転手は着信を受け電話中だったとみられる。
警察の調べに対しアンショル容疑者は、電話で運転手が添乗員と一緒に自分を殺すという話をしていたと供述している。同容疑者は、運転を妨害し事故を起こしたとして、刑法338条並びに359条違反で容疑者に認定されている。

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