2002年のバリ島爆弾テロに関与し、国際テロ組織アルカイダとつながりのあるイスラム地下組織”ジェマ・イスラミア”(Jemaah Islamiyah、JI)の幹部2人に対する公判が東ジャカルタ地方裁判所で行われ、それぞれ実刑判決を受け収監された。
そのうち1人はジェマ・イスラミアの最高指導者パラ・ウィジャヤントで、7年の禁錮刑を言い渡された。もう一人はナンバーツーのブディ・トリカルヤントで6年半の禁錮刑を言い渡された。
公判は新型コロナウイルス対策のためビデオ会議システムで行われた。バリ島爆弾テロでは20カ国からの観光客を含む200人以上が死亡し、中でもオーストラリアからの観光客は88人が犠牲になった。
ウィジャヤントは2003年のマリオットホテルの爆弾テロ、2004年のオーストラリア大使館爆破事件にも関与している。