気象・気候・地球物理学庁(BMKG)は、今年の乾期は10月まで続き、国内の4つの地域に干ばつが発生する危険性があるという予測を公表した。乾期はインドネシアの東部から南西部に向けて乾燥した空気が吹くオーストラリアモンスーンにより影響を受ける。
同庁では7月24日に、4つの地域で干ばつになる危険性が極めて高く、警戒レベルを最高の「awas」とするという警告文を発している。4つの地域のうち3つはクパン市、ブル県、中南部ティモール県でいずれも東ヌサトゥンガラ州に属し、残りの1つは西ヌサトゥンガラ州のドンプ県とのこと。
また、同庁は警戒レベルが一段階下の「siaga」には、東ヌサトゥンガラ州、西ヌサトゥンガラ州、バリ州、東ジャワ州、中部ジャワ州、ジョグジャカルタ特別州、南スラウェシ州の58の地域が該当すると予測している。