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インドサット、上半期は赤字額が増加

通信大手インドサットはこのほど、同社の2020年上半期(1~6月)決算で、3411億ルピア(約2349万米ドル)の赤字を出したと明らかにした。これは前年同期の計上した赤字額から2.8%増えた形だ。労務費の拡大と為替差損が利益を押し下げたという。

売上高は前年同期比9.4%増の13兆4500億ルピアとなった。携帯電話事業の売上高が前年同期比11.8%増えて11兆1000億ルピアとなり、全体を押し上げたという。

経費は計12兆3600億ルピアで、前年同期から7.6%拡大。労務費が前年同期比43%増の1兆4300億ルピアとなったことが響いた。また上半期には542億9000万ルピアの為替差損を計上している。