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12の駅で新型コロナ抗体検査実施

インドネシア国営鉄道会社(KAI社)は7月27日より、長距離鉄道を利用する乗客を対象とした新型コロナウイルス感染症のラピッドテスト(迅速抗体検査)を開始した。

ラピッドテストが実施されるのはパサールスネン駅など12の駅で、受付時間は毎日朝7時から夜7時まで。検査費用は8万5千ルピア。検査開始初日から検査所の前には行列ができた。

KAI社は検査施設の設置にあたって国営製造会社ラジャワリ・ヌシンド社と提携している。同社の責任者は、一日当たりの検査可能人数に上限を設けておらず、乗客のニーズに対応したいと述べた。

現在、長距離移動時には新型コロナウイルス陰性証明書の提示が求められるケースが多く、乗客に利便性を提供する目的が背景にある。この検査を受けられるのは長距離路線のチケットを購入した乗客のみ。結果および証明書は、検査後10~15分で入手できる。

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