アチェ州ランサ市で7月28日、オンラインで売春を斡旋したとして、主婦の女2人に公開むち打ち刑が執行された。2人はそれぞれ、92回むちで打たれたという。
警察は今年5月、女たちが20代から30代の主婦5人に売春をさせ、シャリア(イスラム法)に違反した疑いで、市内のホテル前で現行犯逮捕した。その後、実行犯の女5人も逮捕されている。
公開むち打ち刑が執行された後、2人は再犯しないと誓約書に署名し、釈放された。
アチェ州では以前より、主婦による売春が報告されているが、今回初めてオンライン売春の事例が摘発された。インドネシアでは、アチェ州だけが現在もシャリア法を適用しており、むち打ち刑に関しては人権団体から非難の声も上がっている。