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ブンクル州で双子地震津波なし

インドネシア気象庁(BMKG)は19日、スマトラ島ブンクル州北ブンクル県でマグニチュード6以上の地震が2回発生したと明らかにした。同時期に同地域で起こる双子地震と見ている。

最初に発生した地震は同日午前5時23分頃、北ブンクル県南西の沖合69キロで、マグニチュード6.9、震源の深さは10キロ。2度目は6分後の午前5時29分、同県南西の沖合73キロ、震源の深さは11キロでマグニチュード6.8と観測された。どちらの地震も津波は発生しておらず、物的・人的被害は報告されていない。しかし、この双子地震の揺れが激しく、住民はパニックになったという。

BMKGによると、2007年9月にも同エリアでマグニチュード8.4とマグニチュード7.8の双子地震が発生しており、25人が死亡、92人が負傷している。