ジャカルタ特別州では大規模社会的制限(PSBB)の実施中は、宗教問題処理事務所(KUA)で簡易的な結婚式を行うことは認めているが、公の場で結婚式や披露宴を行うことは禁じられている。
首都ジャカルタの観光創造経済局は、大規模社会的制限の実施期間中に結婚式を行っているのを発見した場合には式を中断させると発表した。同局のバンバン・イスマディ氏は、「結婚式や披露宴が開かれているという通報があった場合には、厳格な処置を講じる。」と述べるとともに、大規模社会的制限の期間中にこっそりと結婚式や披露宴を行った人々の中に、新型コロナウィルス(COVID-19)のクラスターが発生した事実があることを明らかにした。
corona.jakarta.go.idで提供されているデータによると、9月24日時点で東ジャカルタで行われた結婚式では15人と5人のクラスターが発生していることが分かる。