戸田建設株式会社は、インドネシアで建設事業を手掛けるPT Tatamulia Nusantara Indah(以下、TATA社)との戦略的事業連携の構築、推進を目的として資本業務提携を締結し、同社の実施する第三者割当増資の引受けを完了したことを10月5日に明らかにした。
TATA社は、1984年にインドネシアで設立され、オフィス、ホテル、倉庫、工場、ショッピングセンター、学校などの工事を多数手掛けている民間大手ゼネコン。
戸田建設は、TATA社の実施する第三者割当増資のすべてを引受け(引受後の出資比率40%)、同社を戦略的事業パートナーと位置づけることで、両社の経営資源やノウハウの相互活用し、インドネシアでの事業拡大を加速させたい考え。
ファーストステップとして、現地へ進出している日系顧客へのサポート機能強化及び両者の人材交流も含めた投資開発プロジェクトでの共同体制を構築していくという。