インドネシア海軍の潜水艦KRIナンガラ402がバリ島北部の海域で沈没し、53名の乗組員が死亡した事故について、インドネシア海軍ユド・マルゴノ参謀総長は4月25日に行われた会見で、事故原因は人為的要因またはヒューマンエラーによるものではないとの考えを示した。
潜水開始時に正しい手順で確認を行っていたことや潜水中は潜水艦のランプが点灯していたためすぐに停電が起こったわけではないことなどを挙げ、自然的要因が沈没につながった可能性が高いと述べた。
詳しい経緯については、引き続き捜査が行われる予定。KRIナンガラ402の船体は3つに割れた状態で海底約850メートル地点で発見された。