インドネシア政府は4月24日から、インドからの外国人の入国を禁止した。過去14日以内にインドに渡航歴がある外国人を対象とした措置で、東南アジアにおけるコロナウイルス感染症の拡大を受けた措置。
インド人へのビザの発給も停止する。インドから帰国するインドネシア人は厳格なコロナウイルス感染症予防ガイドラインに従うことを条件に入国を認める方針。
インドからの航空便はスカルノハッタ国際空港(バンテン州タンゲラン)、ジュアンダ国際空港(東ジャワ州スラバヤ)、クアラナム国際空港(北スマトラ州メダン)、サム・ラトゥランギ国際空港(北スラウェシ州マナド)の国内の4つの空港にのみ着陸を許可する。
一方、船での渡航の場合はリアウ諸島州の3つの港からのみ入国を許可する。インドでは24日、1日あたりのコロナウイルス感染者数が約35万人となり、約2800人が死亡している。