政府は4日、新型コロナウイルス対策として行っているレベル1~4活動制限(PPKM)について、東ジャワ州ブリタール市を、全国で初めてレベル1活動制限地域として指定した。
ルフット海事・投資担当調整相は同日、ジャワ・バリ両島の活動制限を10月5日から18日まで延長すると発表。ジャカルタ首都圏やバリ州などはレベル3活動制限を維持する。また、収容率25%を条件にジムの再開が許可された。
4段階のレベル分けで最も低いレベル1の制限下では、公共活動はコロナ前の状態に戻る。政府はワクチン接種率が高い東ジャワ州ブリタール市で試験的にレベル1活動制限を適用し、感染状況を監視するという。ブリタール市の1回目接種率は97%、2回目接種率は62%、高齢者接種率は約60%となっている。この試験実施が成功すれば、レベル1の地域を増やしていく考え。