ジャカルタ特別州の州営公共バス運営会社トランスポルタシ・ジャカルタ(TJ)は20日、首都圏専用の公共バス「トランスジャカルタ」の乗車定員を100%に引き上げたと発表した。これまでは乗車定員の50%で運営していた。
新型コロナウイルス対策の活動制限(PPKM)において、同州がレベル3から2へ引き下げられたことに伴う措置となる。また今後は、バス停などに貼られたソーシャルディスタンス(社会的距離)を促す足元のシールを段階的に剥がしたり、バスの運行台数を増便する予定。
TJのプラスティア・ブディ広報部長は「通常運行へ戻りつつあるが、バスに乗車する際は、これまで通り保健アプリなどを通じ新型コロナウイルスのワクチン接種を証明する必要がある」と健康プロトコルの順守とともに呼び掛けている。