国営企業省は10月24日、国営ガルーダ・インドネシア航空の再建が円滑に進まず経営破綻した場合、ペリタ・エア・サービスをナショナルフラッグキャリアとする可能性があると見解を示した。
カルティコ・ヴィルジョアトモジョ副大臣は「ガルーダ航空は巨額の負債を抱えており、公的資金を注入することはない」と政府支援を否定した。
また財務面の再建交渉は、債権者、航空機レッサー、投資家、国営企業相が指名したコンサルタントで行われていることや、同航空会社が保有する機体のほとんどが複数の航空会社からのリースであるため、長期化するとみられている。また国民議会(DPR)第4委員会のエビタ・ヌルサンティ議員は、財務面の再建ができず長期化する場合、ナショナルフラッグキャリアの交代はやむを得ないと賛同の意を表している。