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フェロニカ・コマン氏の実家で爆破事件 脅迫状も

(c) Kompas

7日午後、西ジャカルタ市グロゴル・プタンブランにあるフェロニカ・コマン弁護士の実家が何者かにより爆破された。フェロニカ氏はパプア問題をめぐる人権擁護運動家。民族増悪を招く情報を拡散したとの疑いで2019年に容疑者認定されており、現在は居場所がわかっていない。

この爆発で死傷者は出ていないが、自宅の扉が赤色の液体で落書きされ、破壊された。また爆発が起きた辺りでラミネート加工された脅迫状が発見された。そこには「国内外の警察当局が、敗者で臆病者のおまえを見つけられない場合、我々は、お前が世界のどこにいようと隠れている場所や保護団体からお前を探し出す」と書かれていた。

またその後の警察の調べで、爆発事件があった同日、フェロニカ氏の親戚の家にも同氏宛ての脅迫状と鳥の死骸が入った小包が送られていたことが分かった。警察は、爆発物は爆竹の可能性が高いと見て、その素材や送り主に関する詳しい捜査を続けている。