前立腺がんの治療で渡米したユドヨノ前大統領(72)の手術費が国費でまかなわれることが5日分かった。国家官房長官特別スタッフのファルド・マルディニ氏によると、現職または前職の大統領および副大統領の財政的・行政的権利に関する法律「1978年第7号」では医療費が国費でまかなわれることが定められているという。
また、手術は大統領専属医が行うことと大統領規則「2014年第36号」で定められており、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領はアメリカへ大統領専属医師団を派遣すると明言している。
ユドヨノ前大統領は元陸軍中将で、2004~14年に大統領を務めた。手術のため今月4日にアメリカに到着。がんの進行度は初期段階だという。