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オンライン配車タクシーを交通規制の対象外とする要望高まる

(c) TheJakartaPost

首都ジャカルタで実施されているナンバープレート末尾の数字による車両進入規制策「奇数偶数制」について、アプリで配車できるオンライン配車タクシーについては規制の対象外とすべきだという要望が市民から高まっている。

行動制限の緩和により通勤のために移動をする人が増加しているが、自家用車を持たない人々の中にはコロナ感染を危惧して公共交通機関の利用をためらい、オンライン配車タクシーを利用する人が多い。専門家らは、オンライン配車タクシーは公共交通機関と同等だとみなされていると指摘し、オンライン配車タクシーを規制の対象外とすべきだと主張している。

一方で、運輸省の幹部は、オンライン配車タクシーは従来のタクシーのように会社名が表示されておらずナンバープレートも一般車と同じであるため、一般車と見分けることが難しく規制の対象外とすることは困難だという意見を出している。