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ズルキフリ商業相、着任初日にパサール視察

ズルキフリ・ハサン商業相は16日、商業大臣となった初日に東ジャカルタの伝統市場(パサール)を視察に訪れた。主要な食料品の価格を確認し、売り手と買い手双方の不満等を聞き取る目的だ。また、イスラム教の祝日であるイドゥル・アドハ(犠牲祭)を前に、食料品の価格安定を図りたい考え。

パサールでは、ズルキフリ商業相はほとんど全ての食料品価格が高騰していることにショックを受けた。特に唐辛子の価格が1キロあたり11万ルピアになっており、以前の同8万ルピアからの値上がりに驚きをみせた。唐辛子以外にも、鶏肉、卵、小麦粉、テンペ、牛肉の価格が上がっていることを確認した。唯一価格が安定していたのは米だった。

ジョコ・ウィドド大統領は15日、国民信託党(PAN)党首のズルキフリ氏を商業大臣に任命した。前任のルトフィ氏は、食用油に関する汚職疑惑、供給不足、価格高騰で批判が上がっていた。