ティト内務大臣は6日、新型コロナウイルス感染対策のための活動制限(PPKM)について、ジャカルタ首都圏を警戒レベルが最も低いレベル1へ戻すと明らかにした。その前日に、レベル1から2へ引き上げたばかりだった。
レベル1に戻す理由については、政府はジャカルタ首都圏の直近1週間の各指標がピークを超えたことを示していることから、状況は改善傾向にあるとみており、レビューとアセスメントの後にレベルの緩和を決定した。感染者数はすでに減少傾向にあり、病床使用率や死亡率も依然として低いレベルにあることが主な要因である。また経済回復の側面も考慮された。
政府は5日、全国のPPKMを8月1日まで延長すると発表。ジャカルタ首都圏はオミクロン株の新系統「BA.4」と「BA.5」の感染が広がっていることから、これまでのレベル1から2へ引き上げられた。