イスラエルの投資家がインドネシアのスタートアップ企業への投資を視野に入れている。インドネシアとイスラエルは正式な外交関係はないものの、イスラエル企業の中にインドネシアに関心を持つところがあるという。
2022年7月17日から22日にはイスラエル・アジア・センターが主催する形で、イスラエルの投資家、テクノロジー分野の専門家、政府関係者がインドネシアのスタートアップ企業への投資を視野に、ジャカルタを訪問した。訪問したイスラエルの関係者は両国の外交関係がないことから、イスラエルではない国のパスポートを使ってインドネシア入りしたという。
イスラエル・アジア・センターの創設者で代表を務めるレベッカ・ゼファート氏は「外交関係がないものの、教育、フィンテック、サイバーセキュリティ、人工知能、モビリティ、ヘルスケア、アグリテック、水技術などの分野での連携には大きな可能性が秘められている」と強調した。