プロサッカーリーグ「リーガ1」に所属するアレマFCの選手やコーチらが乗るバスが1月26日、一部のサポーターからの投石被害を受けた。投石により割れたガラスによって、アシスタントコーチ1人が膝に重傷を負い病院で手当を受け、選手2人が手に軽い怪我を負った。
アレマFCは当日、ジョグジャカルタ特別州にあるマグウォハルジョ・スタジアムでPSSスレマンと対戦し、0対2で敗れた。ツイッターにアップされた動画には、一部のサポーターがスタジアムの外で選手たちのバスが出てくるのを待ち構え、かなりの至近距離から石を投げつける様子が映っている。
インドネシアでは昨年、東ジャワ州のカンジュルハン・スタジアムで、試合後に暴徒化したサポーターがピッチに乱入したことが発端となって、100人以上が死亡する悲劇が発生したばかり。この時、ピッチに乱入したのはアレマFCのサポーターであり、この悲劇から何も学んでいないと呆れる声が広がっている。