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子どもの急性腎不全 新たに2例確認

(c) Kompas

保健省は6日、疑いの症例も含め子どもの急性腎不全が新たに2例確認されたと発表した。どちらもジャカルタ特別州内で発生した。

1例目は1歳児で、1月25日に発熱。シロップ薬を服用したところ同月28日に咳や鼻水、尿が出ないなどの症状が現れた。その後、検査を受けていた入院先の病院で2月1日に死亡した。2例目は7歳の子どもで、1月26日に自分で買った解熱剤を服用。さらに2日後、地域の保健センターの錠剤の解熱剤を飲んだという。症状は改善せず、急性腎不全の疑いもあることから現在は病院で治療を受けている。

保健省が原因の調査を進める一方、医薬品・食品監督庁(BPOM)は、死亡した1歳児が服用したと判明したシロップ薬「プラキソン(Praxion)」の製造、販売を一時停止するよう各関係者に指示した。

2月5日までに報告された子どもの急性腎不全は国内27県で326人となり、うち204人が死亡、116人が回復し、6人が治療を続けている。