ジャカルタ首都圏の通勤列車「KRLコミューターライン」のジャカルターデポック線で2日、デポック市内の線路内で高齢男性が列車と接触する人身事故が発生した。男性はその後、死亡した。
目撃者によると、事故が発生した午前9時半より前、午前7時頃から男性は付近に座っていたという。踏切が閉じた後に、踏切内に自ら入っていき、列車に30メートルほど引きずられた。頭や足に重傷を負い、周りにいた人々が踏切内から退避させたものの、その後死亡が確認された。
死亡した高齢男性の身元は所持品などから確認できず、付近の住民でもないという。男性の行動については何人かの同様の証言があることから、警察は自殺の可能性が高いとして捜査を行っている。