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首都の交通渋滞、コロナ前と同水準に戻る

(c) TheJakartaPost

ジャカルタ特別州では交通量がコロナ前の水準に戻りつつある。ジャカルタ警察交通局の説明によると、2019年のジャカルタの混雑レベルの53%を基準にすると、2021年は34%に改善したが、2022年にすでに50%以上に戻っていると推定されている。

インドネシア交通協会のジャカルタ支部のユサ代表は「人々はパンデミックで通勤しないことに慣れてしまった。そのため、通勤するときでも快適な自家用車を好むようになった」とコメントした。

公共交通機関の中で唯一、コロナ前の水準に回復したのがMRTジャカルタで、1月は1日の平均乗客数が8万3617人だった。一方、トランスジャカルタ・バスでは昨年12月の1日の平均乗客数が81万人で、コロナ前に達成した100万人ほどには回復していない。

ヘル知事代行は、トランスジャカルタの幹部と待ち時間短縮のためのバス台数拡大などを話し合うとしている。バスの利用を拡大し、自家用車での交通量の緩和を目指す。