インドネシアサッカー協会(PSSI)は2月16日の臨時総会で、新会長にエリック・トヒール国営企業相を選出した。また副会長には、ザイヌディン・アマル青年スポーツ相とラトゥ・ティシャ氏が選ばれた。任期は2027年まで。
エリック氏は「今回2大臣が選出されたことでPSSIに対する政治介入が懸念されるとの見方もあるが、介入ではなくスポーツを愛する者同士の連携だ」と強調した。
PSSIは2015年、政府が国内リーグ戦に介入したとしてFIFA(国際サッカー連盟)から資格停止処分を科された過去がある。昨年10月に東ジャワ州マランのスタジアムで子どもを含む130人以上が亡くなった暴動事件をめぐり、エリック氏はFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と会談し、その後FIFAがPSSIに対し制裁を科さないとの報告がもたらされた。