日本の文化や日常の生活をインドネシア語で伝えるコンテンツをYouTubeでシェアしている山下智央さんが、サンバルと日本の惣菜を食べ合わせて相性を検証する動画を投稿。辛味のイメージがあまりない日本食に国民的調味料サンバルがどのような効果をもたらすのか、多くのインドネシア人が高い興味を示しており、動画は10万回以上再生されている。
山下さんはまずインドネシア食材店で、小エビを発酵させたペーストがベースの激辛サンバルテラシを購入。続いて鶏肉、かぶのあんかけ、サーモン、おにぎり、コロッケ、焼き鳥、チキンカツ、豆腐を入手。日本人の友人2名を招き、3人は焼き鳥とサンバルの組み合わせの試食から開始した。3人はサンバルの強烈な辛さに驚いたものの「めっちゃ合う。焼き鳥はサテと同じようなので合う」と8〜9点の評価を出した。
元来サンバルと揚げ物の相性が良いこと、またじゃがいものほのかな甘味と食感に合うことから、コロッケにも7〜9点の高評価が出された。サーモンは「合わない。別々に食べたい」と2〜5点の低評価。豆腐は「味はとても合うがサンバルの辛味が強調される」と大苦戦の末8〜8.5点に。最終的に日本とインドネシアの食文化を融合させるにはチキンカツ、豆腐、かぶのあんかけがおすすめとの結論が出されていた。