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唐辛子が不作

(c) Kompas

ラマダン(断食月)を前に、食糧の在庫確保が本格化している。インドネシア料理に欠かせない唐辛子に関して、異常気象の影響で全体の20%近くが不作となっているものの、在庫量は十分確保できており価格高騰の可能性は低い。

唐辛子生産地のひとつである中部ジャワ州マゲランにある唐辛子農園では、不作であるもののラマダン用に400ヘクタールの農地を確保していたため生産量は十分であると明らかにした。収穫期を迎え、推定1600トンの唐辛子が収穫できると見積もっている。

また、唐辛子と同様にインドネシア料理によく使用されるバワン・メラ(エシャロット)についても、ラマダンを前に在庫は適切に確保できているという。エシャロットはラマダン時期に在庫不足により価格が高騰することが多いが、今年は安定した価格で流通すると予想されている。