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尖閣諸島沖で漁船転覆 インドネシア人船員が行方不明

(c) TheJakartaPost

日本の海上保安庁の報告によると、尖閣諸島の北側の海域で5日、インドネシア人6人と台湾人1人を乗せた船が転覆し漂流しているのが発見された。転覆した船の船室からはインドネシア人とみられる男性1人が発見されたが死亡が確認されたという。4隻の巡視船とヘリコプターが現場付近で捜索に当たっているが、残りの6人は行方不明となっている。船の転覆の原因についての詳細は現在調査を行っている最中だという。

台湾は声明で、この船が台湾籍の漁船であると公表した。

インドネシア外務省は6日、この事故を受け、日本および台湾の当局と調整を行っていると発表した。また、レトノ・マルスディ外相は、行方不明者の捜索のため、日本側に船舶と航空機を投入するよう要請を行なったと述べている。