西ジャカルタ市政府は、2019年から学校を始めとする公共施設への太陽光発電設備設置に注力している。
政府主導のプログラムを展開し、これまでに小学校、中学校、保健所など計10か所の公共施設の屋上にソーラーパネルを設置してきた。2020~21年の間は新型コロナウイルスの感染拡大によってプログラムを一時中断していたが、2023年に再始動する。今年は新たに2校以上の学校の屋上へのソーラーパネル設置を計画している。
また、発電設備を設置する際のガイドラインを策定しており、設置予定の建物またはビルの両側により背の高い建造物がないこと、太陽光を最大限に吸収するために北向きに設置することなどいくつかの設置条件が定められている。
西ジャカルタ市エネルギー局の担当者は、将来的には学校内およびその周辺地域で消費する電力を屋上に設置した太陽光発電でまかなうことが期待されているとコメントした。