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プルタミナ火災遺族へ誓約書提示 怒り噴出

(c) Kompas

国営エネルギー会社プルタミナが、南ジャカルタにある燃料貯蔵庫で発生した火災により死亡した被害者の遺族に対し、とある証明書を提示した。その証明書の内容が、支援金1000万の受け取りと合わせてプルタミナを訴えないことへの同意を求めるものだったことから、遺族から怒りが噴出している。

火災により親を失った男性は、病院で遺体を引き取る際にプルタミナから提示されたいくつかの書類と一緒に、例の証明書があったという。悲しみの底にいた男性は、内容を良く読まぬまま全ての書類にサインをした。葬式が終わり、書類を確認する中で証明書を発見し、内容を知り失望した。

一方で、火災により母親と夫、娘といとこの4人を失った女性は、絶対に証明書にはサインしないと決めているという。お金よりも4人の命の方が大切だと語った。
この件に関して、プルタミナ・パトラ・ニアガは火災の発生した燃料貯蔵庫の運営チームに確認するとコメントを発表した。