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ドリアン収穫期の伝統行事「クンドゥレン」ジョンバンで開催される

(c) travel.detik.com

東ジャワ州ジョンバン県ウォノサラムで、毎年恒例の伝統行事「クンドゥレン」が開催され、今年も大量のドリアンが参加者に無料で配られた。

クンドゥレンは、果物の恵みを感謝する行事。地域の活性化を目的に2012年より毎年開催されるようになった比較的新しい催しだ。ジョンバン農業局のモク・ロニー局長は「ウォノサラムは、モントーン、ビド、エラン、ムサンキングなど、さまざまな品種のドリアンが収穫できるドリアン栽培の中心地です。ジョンバン県には、まだ実を結んでいない木が8万1285 本、既に実をつけた木が6万5753本、全部で14万7038本ものドリアンの木があります。有名な品種に加え、この地のみで作られる品種もあります。神が与えてくれたこの幸運への感謝の形としてクンドゥレンを開催しています」と話した。

クンドゥレンの主役といえば、ドリアンで作られた巨大なみこし。みこしを担いだ人々の列がウォノサラムの町をパレードし、通りは地元住民と観光客で溢れかえる。見物客のお目当ては、無料で配られるドリアン。パレード終了後には、9つの山形に盛られた約2000個のドリアンの争奪戦が開始される。参加した人は「押しつぶされたり転んだりしましたが、参加できて楽しかった。ドリアンを2つ手に入れました!」と嬉しそうに話す。