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日本でも話題になったユニークな「透明トイレ」がジャカルタに出現

(c) kompas.com

スマートガラス技術を採用した日本式のスケルトントイレが、ジャカルタ中心部BNIシティ駅の隣に登場した。清掃員のヘンリさんは「プレミアムトイレですが、どなたでもご利用いただけます。1回の使用につき5000Rpの料金が課されますが、5歳未満のお子様が使用される場合は無料です」と説明してくれた。観光地などのトイレの使用料は大抵2000Rp程度なので、2倍以上の価格である。

ヘンリさんによると、平日は利用者が少ないが、日曜日のカーフリーデー(CFD)には混雑するとのこと。清潔で快適な設備を備えたトイレを利用するために5000Rpを支払うことに抵抗のある人は少ないようだ。トイレの前には専用の機械が設置されており、利用料金は現金または各種電子マネーアプリでQRコードを読み取って支払うことができる。どちらもない場合は両替もしてもらえる。

支払いが済んだらトイレを選択して中へ。トイレのドアは透明でガラス越しに外の様子が見えるが、施錠した途端にガラスが不透明になり、外からは何も見えなくなる仕組みだ。約2m×2mの個室内にはハンドソープ、シャンプーとして利用もできる多機能バスソープ、シャワーヘッド、芳香剤、鏡と洗面台、換気扇などが完備されている。営業時間は月〜木は6時~15時、金〜日は6時~22時。