全国調査機関「ポルトラッキング」が行った次期大統領に適した人物を調査する最新のアンケート結果で、プラボウォ・スビアント国防相(グリンドラ党党首)が支持率28.8%となり、ガンジャル・プラノウォ中部ジャワ州知事(27.5%)とアニス・バスウェダン元ジャカルタ州知事(19.3%)を抑え、首位となったことが分かった。
前回調査までは、ガンジャル氏が首位を維持していたが、サッカーU20(20歳以下)のワールドカップでイスラエルの出場をめぐり、国内で起きた反発を擁護する発言が影響したと見られる。
本調査(信頼度95%、許容誤差2.9%)は今年4月9~15日まで、17歳以上の1220人に対面インタビュー方式で行われた。ただし調査実施後に最大与党・闘争民主党(PDP-I)などがガンジャル氏を擁立すると発表しており、ポルトラッキングは、ガンジャル氏が再び首位になる可能性も高いとみている。