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QRIS、マレーシアでも使用可能に

(c) TheJakartaPost

インドネシアの至る所で活用されているQRIS(クイック・レスポンス・インドネシア・スタンダード)決済が、マレーシアでも利用できるようになった。

インドネシア銀行(BI)のペリー総裁が5月8日に、QRISインドネシア・マレーシアの商業運用を開始したと明らかにした。これにより、BIが管理するQRコード規格を利用して、両国のユーザーはどちらの国でも決済が可能になり、両替やクレジットカードの携帯が不要となる。

インドネシアを訪問する旅行客の出身国で2番目に多いのがマレーシアで、2022年は103万人の訪問で外国からの旅行客の19%を占めた。一方で、マレーシア政府によると、医療目的で訪れる外国人のうちインドネシアが上位5つの国に含まれているという。両国にとって、今回の決済システムの統合は非常に大きな意味を持つものとなるだろう。

政府はすでにタイ、シンガポール、フィリピンと同様の取り決めを検討している。さらにベトナムや日本などとも協力する可能性があるという。