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ジャカルタ警察の麻薬捜査局長が死亡 自殺か他殺か

(c) TheJakartaPost

東ジャカルタ警察麻薬捜査局のブディ局長(56)が列車に跳ねられ死亡した事件で、健康状態の悪化に関連した自殺だと発表したジャカルタ警察に対し、遺族側は自殺を否定し、麻薬密売人と関係のある死だと主張している。

ブディ氏は4月29日に中部ジャワ州行きの列車に跳ねられ死亡した。現場から身分証明書や携帯電話、財布などが発見され、身元が確認された。

警察は、動機は不明ではあるものの、ブディ氏は胆のうの病気に苦しんでおり、1週間前には手術も受けていたため、これに関連して自殺したと考えられると発表した。
一方、ブディ氏の家族は、死亡する1時間前にブディ氏が見知らぬ人物から電話を受け、自家用車ではなく珍しくバイクタクシーを使って外出したと述べた。ブディ氏はちょうど2週間前に麻薬捜査局長に就任したばかりで、調査されることを恐れた麻薬密売人と死亡との関連性を主張している。