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ミャンマーで人身売買被害のインドネシア人20人を救出

(c) Kompas

外務省は5月7日、紛争が続くミャンマーのミャワディで人身売買の被害者となり、身動きがとれなくなっていたインドネシア人20人を救出したと明らかにした。

在ミャンマー・インドネシア大使館が、現地当局の協力を得てミャワディまで救出に向かい、5日に4人、6日に16人と2グループに分けてタイ国境まで移動した。そこで在タイ・インドネシア大使館職員が出迎えた。今後は、首都バンコクを経て送還手続きの許可を得た後に帰国する予定。

事件発覚の端緒となったのは、被害者のひとりが騙された挙句にミャンマーで拘束され、拷問を受けたとSNSで訴えたことだった。被害者らは、SNSで仲介業者2人からミャンマーで仕事があると誘われ、海外で出稼ぎ労働をするために渡航したが、実際は人身売買が行われていた。
外務省は、同様の事件防止の観点から、人身売買に関する広報・啓蒙活動を実施している。